多摩のゴールデンターキン、フクちゃん(メス)は、今年の2月3日で満1歳になりました。公開されてから最近までの成長ぶりを綴ってみます。
(2017年5月撮影)初夏が近付いてくると、赤ちゃん特有のクルクル巻き毛が生え変わってきました。
まだ、背中に一本産毛が残っています(^^)オーキお母さんとの体格差はこのくらい。
お転婆なのは相変わらずで、この時は風でヒラヒラしていたカラスの羽根に、果敢に挑んでおりました(笑) 放飼場にある色んなものを遊び道具にしていたフクちゃん。
(2017年7月撮影)夏には産毛がほとんどなくなり、ターキンらしい毛並みになってきました。また、頭から角がちょこっとずつ生えてきました。顔周りと脚の色味が全く違うのが面白いですね〜
成長するにしたがって、姉のメイと一緒にいる時間のほうが増えていたように思います。オーキお母さんもフクちゃんの相手を娘に任せて、のんびりしていたようです。メイはほとんどの時間フクちゃんに寄り添い、遊びの相手をし、テンお父さんの機嫌が悪い時は庇っていたりと、献身的にお世話をしていました。
(2017年9月撮影)あんまり良い写真が残ってなかったですが、左からメイ、フクちゃん、オーキお母さん。
メイのお尻に顎を乗っけて反芻中(笑)フクちゃんも、可愛がってくれるお姉ちゃんが大好きでした。この頃から繁殖制限のために、オーキお母さんとフクちゃんはたびたびお休みするようになり、テンと風花と一緒に展示されていたメイが、なんとなく淋しそうにしていたのが印象的でした。
(2017年11月撮影)冬毛になり、成長して来たのもあって身体が大きくなってきました。お隣はオーキお母さん。
大分大きくなったのに、まだお母さんの背中に乗っかろうとしていました(笑)重かったのか、オーキお母さん逃げていました。
登れなくて悔しそう?お転婆ぶりはまだまだ健在です。
あまり写真が残ってないのですが、風花おばさんとも、テンお父さんとも、良好な関係を築いているフクちゃんです。赤ちゃんの頃の天真爛漫な様子が、どの個体にも可愛がられたようでした。
(2018年1月撮影)そして最近のフクちゃん。この日は雪の残る放飼場でまったりモードでしたが、大雪の積もった日は大はしゃぎだったそう。見たかったなあ〜
1月下旬には可愛がってくれたメイお姉ちゃんがズーラシアに移動になり、ちょっぴり淋しくなった大放飼場の家族。お姉ちゃんがいなくなったフクちゃん、これからどんな表情になっていき、どんなふうに成長して行くのかな。引き続き、見守っていけたらと思っています。
駆け足でしたが、フクちゃんの1年の成長記録でした。2月3日節分の日に産まれたので、「福が来ますように」と名付けられたフクちゃん。無事に1歳を向かえることができてとても嬉しいです。お誕生日おめでとう!今年一年も、フクちゃんやターキンたちにとって、たくさん「福」のある一年になりますように♪