今日ものんびり動物園

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クロサイの裏側ウォッチング

毎年、ズーラシアでは冬期に「わくわく裏側ウォッチング」と題して、動物の獣舎など、普段見られないところを有料で公開するイベントを行っています(人数限定、先着順。動物種は月で決まっています)。
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昨年の1月にクロサイの裏側を見てきたので、その時の様子を蔵出しします。
これは展示場にいたオスのニルくん(当時20歳)。当時はメスのアキリちゃん(5歳)がまだ展示練習ができない状態で、室内展示もしていない頃だったので、彼女に会いたくて、早起きして並びました。
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案内されて室内に入ります。柵の向こうにアキリちゃんがいました。向こう側は非公開の運動場になっていて、とても広いみたいです。
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アキリちゃん、心なしか笑顔に見えました(^^) 彼女を部屋に入れる前に、飼育員さんから注意事項がありました。まず大声を上げないこと。大きな音を立てないこと。そして、動く時はなるべくゆっくりと動くこと。サイはとても繊細な動物なので、人間にとっては些細なことでもビックリすることがあるそう。思わぬ事故や人間への恐怖に繋がってしまうので、職員の皆さんは普段から慎重に行動しているそうです。
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お話が終わったら、アキリちゃんをお部屋に。たくさんの人がいることには特に気にしている様子はなく、ゆっくりと入ってきました。

続きは折り畳みます。







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まるでみんなに挨拶をするように、近くまで来てくれました。アキリちゃん、まだ5歳だったからか、迫力はあるのですが意外と小柄だな〜という印象。今年はもう少し身体が大きくなっていそうですね。
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クロサイについての解説を聞きながら、オヤツちょ〜だい!と待っているアキリちゃんの唇を激写!尖った上唇が、とても器用に動きます。舌は先端に向けて細くなっているようでした。
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このあと参加者は直接餌をあげることができるのですが、それを分かっているのか待ちきれない様子のアキリちゃん(笑)バケツの中身はサツマイモでした。
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「餌をあげたあと、ぜひ口元など撫でてみてください」と飼育員さんが仰ったので、遠慮なくアキリちゃんの口元や鼻先をなでなでさせてもらいました。サイって見た目とても固そうに見えますが、地肌はとても柔らかく、上唇の先はぷにゅぷにゅとしていて、とても不思議な感覚でした。唇でパクッとされましたが、痛くもなく(加減してくれたんでしょうけども)、ヌメッというよりはしっとりとしていました。ちょっと付いたヨダレは、草のニオイがして、そんなに臭くなかったです(笑)

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アキリちゃんにオヤツをあげたあとは、飼料置き場へ。色んな種類の植物を与えているんですね。
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一日の餌の量も掲示してありました。
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興味深かったのがこれ!袋に入った、大量の木屑のようなもの。実はこれ、ニルくんが壁などで擦った、角の削りカスです。サイが角を削るのは個体のクセなんだそう。東山時代からニルくんはこのクセを持っている個体だったらしいのですが、ズーラシアの職員さんが色々と試行錯誤されて、現在はそのクセがなくなり、角が伸びて来ています。袋から出した一枚を触らせてもらいました。柔らかいプラスチックを薄く削ったような感触で、確かに人間の「爪」と同じ成分なんだな、というのが分かりました。

飼料のあとは裏に置いてある、アキリの輸送箱や、一日の糞を入れておく大きな箱など自由に見せていただきました。飼育員さんたちの連絡事項などもそのまま見ることができたりして、余すことなく獣舎内を見学できて大満足!(舎内のどこまで公開するかは動物種によるそうです)

そろそろ終わりです〜と言われた時に、アキリちゃんにお礼が言いたくて、そっと獣舎のほうを覗いたら…
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人が気になるのか、まだ同じところにいてくれました♪可愛い〜
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「アキリちゃん、ありがとう」と声をかけると、じっと見つめてくれました。アキリちゃん、展示場にはなかなか慣れないそうですが、とても人懐っこい個体なので、こうして裏側ウォッチングの役目を担ってくれているそう。
昨年の秋頃からは室内展示に出られるようになり、今はお外へ出る練習を始めたそうです。
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アキリちゃん、とても可愛かったので再開できる日が楽しみです。いつか、ニルくんと一緒に展示場で見られるといいな。

(2017.1)



by hana440 | 2018-01-21 22:53 | ズーラシア | Comments(2)
Commented at 2018-01-28 14:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hana440 at 2018-01-28 21:07
>鍵コメさま
こんにちは、コメントありがとうございます。
どの動物も、癖はなかなか治すのが難しいと伺っているので、ニルくんの角のことは担当さんのご尽力の成果が分かると同時に、「治せるんだ!」と嬉しい驚きになりました。
まだまだ若い2頭なので、恋の駆け引きや赤ちゃん誕生は今後の楽しみとして、気長〜に待ちたいと思います(^^)