多摩で16年3月頃に出袋したシマオイワワラビーの赤ちゃん。出袋から3カ月も経つと、徐々にひとりで行動する時間も増えてきました。
シマオ前に行くと、両親は奥のコンクリのところでひと休み中。お母さんのロミ(右)のお腹は、またふくらみが目立ってきました。
チビちゃんはどこにいるかな?と見渡してみると…
ちょっと影になって見え難いところにいました。小さな後ろ姿が可愛い(^^)
落葉を食べているところでした。険しい岩場に暮らすロックワラビーたちには、落葉も貴重な食料です。
動物園の個体は食料には困ることはないけれど、やはり落葉も食べるようですね。
落葉をもぐもぐしながら、お隣とのフェンス際までやってきたチビちゃん。
続きは折り畳みます。
すると、フェンス越しに声がかかります。
お隣のパルマワラビーのひとりが、チビちゃんに話しかけるように、優しくお鼻を出して挨拶してきました。チビちゃんも落ち着いてごあいさつ。
ちょっと見え難いですが、チビちゃんもパルマさんの下から、向こうへお鼻を出しています。鼻を合わせるのが挨拶なのは、ワラビー共通なのかもしれません(^^)
少しの間お話ししたあと離れたチビちゃんを、名残惜しそうに見つめるパルマさん…
チビちゃんはお構いなしで探索してましたが
よっぽど気になるのか、パルマさんはフェンス際でチビちゃんを追いかけて行ったり来たりしていました。威嚇や警戒といった雰囲気は全くなかったので、もっと交流したい気持ちで追いかけていたようです。きっと種類が違っても、子供は可愛いって思うんでしょうね♪
パルマさんの想いはチビちゃんには届かなかったみたい(笑)餌場でもぐもぐ。
なんだか神妙な顔でキャベツを齧ってますが…
「おいし〜い!」ふふ、か〜わい〜い!
実際は飲み込みやすくするために、首を逸らしたのかな?でも、美味しそうなお顔に見えました♪
こうして見ると、身体も少しずつ縦に伸びているチビちゃんです。今年も引き続き、成長の様子を記事にして行きます。
(2016.6)