今日ものんびり動物園

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モウコノウマっ仔・ジャスミンの群れ入り

だいぶ前にイルムーンの群れ入りの様子を記事にしましたが、同じような場面の比較として、16年3月に産まれたパーニャの仔・ジャスミン(メス)が群れに入った当初の様子を綴ってみたいと思います。
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イルムーンの時は生後2カ月を過ぎてから父親のクヴァジーとの同居を皮切りに、ふた月ほどかけて段階的に群れ入りをさせていましたが、ジャスミンの場合は、生後一カ月経たないうちに群れ全頭との同居を果たしました。
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イルムーンの母・ザルツァと比べ、パーニャお母さん(左)は性格が穏やかであること、子育てがわりと放任主義なこと、群れの中での順位が低いため隔離に影響がなかったこと、出産後の隔離期間が短かったことなどが、すんなりと群れ入りできた要因かなと考えています。イルムーンがいたおかげで、群れのみんなが仔馬に対しての接しかたを覚えたというのも、あるのかもしれません。
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上述した通り、パーニャお母さんは放任主義のようで、ジャスミンが自由にしているのを少し離れたところから見守っていたり、他の個体が近付いても神経質に追い払うような行動は見られませんでした。ジャスミンもパーニャお母さんに似て、仔馬らしいところはあるものの、お転婆ではなく物静かな印象です。新獣舍で母親になった個体の中では、一番穏やかで静かな公開と群れ入りだったと思います。

群れに入った当初からジャスミンに興味津々だったイルムーン(メス10カ月)との交流の様子は、続きからどうぞ〜





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土のニオイを嗅いでいるジャスミンの近くに、イルムーン(右)がやってきました。ジャスミンの後ろには、パーニャお母さんが見守っています。
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イルムーン、ジャスミンを怖がらせないようにと、ゆっくり、ゆっくり鼻を近づけます。
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優しく、一瞬だけソフトタッチ
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ジャスミン、口をパクパクさせてご挨拶していました。担当さんに伺ったところ、これは目上の個体に「私は子供だから(弱いから)攻撃しないで」という甘える意味でのジェスチャーらしいです。なるほど〜
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イルムーンは安心させるように鼻先をつけていました。イルムーンの後ろから、ザルツァ(右)もやってきました。
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ザルツァにも上手にご挨拶しているジャスミン。
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ザルツァ、首を伸ばしてご挨拶していました。あまり前に出るとジャスミンが怖がると思っているのかも。ふたりとも、仔馬を慈しむ表情なのが分かります。
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その後、ジャスミンはイルムーンの顔をカジカジしていました(笑)嫌がりもせず、じっとしているイルムーン、偉い〜!
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イルムーンはまだ1歳になっていないのに、すでにお姉ちゃんしていて感動しました。後ろのパーニャお母さんも、ちょっと表情が心配そうではあるものの、何も口を出さず静かに見守っていました。優しい時間が流れていた交流の場面でした♪
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群れに入った当初は、パーニャのそばにいることが多かったジャスミンですが、段々とひとりで行動したり、初めての妹に興味津々だった(笑)イルムーンと一緒にいる時間が増えていきました。
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仔馬にしては物静かだったジャスミン。大きくなった現在でもその雰囲気は変わっていませんが、姉イルムーンや、その後に産まれた仔馬たちとの間で楽しいエピソードをたくさん見ることができました。いつかまた、優しい時間を綴りたいと思います。

(2016.4)
by hana440 | 2016-12-20 13:22 | 多摩動物公園 | Comments(0)