秋も深まって来た10月最後の日、もうすぐ1歳3ヶ月になるダマイとミンピ。この日はミンピがモートで泳いでいる?姿を見ることができました。
ズーラシアのスマトラトラ展示場は陸地も広いですが、園路と隔てるための水モートも広さがあります。園路に近いところはとても深くなっているようです。
この日、ダマイとミンピはいつも通りの関係でしたが…
デルお母さんは、やはりダマイ贔屓になっているようで、彼女に寄り添う時間が多かったです。
一人で離れていることが多いミンピ。おもむろに川の下流に佇むと…
突然、じゃぼーんと深いところへ。
続きは折り畳みます。
陸地からモートへは二つ段差があり、3段目から急に深くなっている造りのようです。見ていると、2段目の端を歩いたり、ときに深いほうへ外れたり、フラフラと足を付いたり泳いだりしていた様子。
水の屈折の関係で、ミンピがどこに足を置いていたかはハッキリと分からなかったのですが、なんとなく水を掻くような動作もしていました。泳いだ、とまでは行かないけど…ついに、一番深いところも平気になったのか!と驚きました。
ぐるっと大きく回って、階段のところへ戻ってきたミンピ。いつものように、ダマイが上から見守っています。
陸には上がらないミンピ。ときどき来園者に何かを訴えながら
水面で何かを探しています。
浮いていた葉っぱが気になっていたみたい(笑)これを追いかけて泳いだのかな?
前足でちょいちょいっと叩くように遊んでいましたが、表情はあまり冴えない感じ…
もしかしたら、水に入ることでデルお母さんに構ってほしかったのかもしれません。何度も母親を見上げていました。
やって来たデルは
やはりダマイにスリスリ。ダマイが若干、うっとうしそうな表情をしているように感じました。彼女はしっかりした性格なので、この頃には独立心が育って来ていたのかな。
デルお母さん、まるでミンピに見せつけるようにダマイを可愛がります。
自分を見つめるミンピには目もくれず、去って行くデルお母さん。厳しい〜。甘えん坊のミンピには、独り立ちまでのこうした場面はキツかっただろうなあと思います。
このあとは、ダマイがミンピにしかけて、追いかけっこに発展していました(^^)
ミンピが淋しそうにしていると、必ずダマイが遊びをしかけている気がします。時には思惑と違うときもあるのかミンピが嫌そうにしていますが(笑)、ダマイなりの気遣いなのかなとも感じます。
びしょびしょになっちゃったふたり。寒くないの〜? もう11月になろうという気温なのに…仔トラは風の子ですね!
(2015.10)