とある日のズーラシア、閉園前のスマトラトラ舍にて…
この日はガンター(オス10歳)の出番でした。昼間にオモチャの投入があり、展示場にはバラバラになったブイのかけらがありました。
ガンターがしきりにモートを見るので、よく覗き込むと
どうやらモートに本体を落としてしまったようでした。ここに落とすと、なかなか取りに行くのは大変そうです。
どうしてもブイが気になるガンター、下に降りてきました。もしかして、泳ぐところが見られるかも!?と待っていると…
続きは折り畳みます。のんびりなガンちゃんの可愛い様子。
水の流れを見つめながら、しばらく考えたのち
そろーり…と前足を出して…
水につくか付かないかのところでシュッと前足を引き
何故か水面に威嚇(笑)水が冷たかったのかな〜。この動作を何度か繰り返したあとに
もう一度、今度は同じ動きで大きく水を掻いてみます。
そしてブイに向かって「こっち来い!」(笑)この動作を見ていて、もしかして前足で水を掻いて、ブイを寄せようとしてるのかな?とも思えました。
でも、こんなに距離があるんじゃ、ブイをかき寄せるのはちょっと難しいですね(^^;)実際のところはどう思ってあの動きをしたのかなあ。
さすがに泳いで取りに行くまではしないみたい。恨めしそうにブイを見つめて、戻るガンター。
この後はひたすらブイが恋しいガンターでした(笑)
「俺のブイ…」
「戻ってこないかな…」
「ブイ…」
「かけらじゃ物足りない…」
「俺のブイ…」
「もどってこおおお〜い!」…ガンちゃん、ブイに話しかけてました(笑)もう〜可愛くてかわいくて大爆笑(^^)
「笑ってないで、取ってくれよ!」
閉園前で私ひとりだったせいか、訴えるような顔を何度も向けられました。取ってあげられなくてごめんね〜ガンちゃん、楽しかったよ(笑)
(2016.5)