ズーラシアのスマトラトラっ仔・ダマイとミンピ。生後11カ月、15年6月のある日の様子〜
デルお母さんとダマイが揃って小走りに向かった先は…
ひとり展示場に佇んでいたミンピのところ。デルお母さんはしばらくの間、優しくミンピを舐めていました。よく見ると、ミンピの足下には小さめの骨が。…デルお母さん、もしかして譲ってもらおうとしてる?
デルの真意は分かりませんが、しばらく舐めてから、踵を返して去って行きました。その奥には、狙いを定めているダマイが〜
骨を舐めてるミンピめがけてジャーンプ!
ミンピも分かっていたのか、華麗に避けてました。ここから遊びに発展しなかったのは、やっぱり骨があったから。
続きは折り畳みます。
腰を据えて骨を味わうミンピに、「ねえねえ」と迫るダマイ。
ミンピが骨を持ち上げるのと同時に、ダマイも鼻が上がります(笑)可愛いw
「私にも味見させてよ〜」顔にスリスリ♪
「ダメ」
ミンピが威嚇もせず無言で渡さないので、ダマイもしつこくすることなく諦めたようです。ちょっと時間が経った骨だったしね。
それにしても、ほしいものを強奪しようとせず、穏やかに交渉することもあるのね〜と気が付いたひとときでした。
何かを取り損ねたときに人間を見るのも面白いところ。まるで「あなたは骨、もってる?」っておねだりされているような気がしてきます(笑)
ミンピはしばらく、ひとりで黙々と骨を堪能していました。
こんなとき、ダマイはやっぱりデルお母さんに遊んでもらってました♪
すごい顔〜(笑)子供の気持ちを察して、わざわざ相手をしに行くデルお母さんは優しいですね(^^)
身体が大きくなって来て、ますます色んなものに手が届くようになったダマイとミンピ。こんなところにある蔓にも興味を示していましたが…
下は断崖絶壁。水が張ってあるとはいえ、落ちやしないかとヒヤヒヤします…
ダマイ、下を見つめて…
結局、ベッドにすることにしたみたい(笑)これ、水飲み場だったのかな?窪みがちょうど良さそうです。
今年の3月にダマイが東山動物園に出園し、双子はそれぞれ独り立ちしましたが、それまでの様子を少しずつ、綴って行くつもりです。
(2015.6)