連日夏日なので、ちょっと涼しげな写真を…3月初旬、円山のレッサーパンダたちです。
ここも外と内、両面から観察できる施設になっていました。外のひとつには大きな木があり、出ていた個体は思い思いの場所でぐっすり。
これだけ大きい木があるのはいいですね。札幌の綺麗な空をバックに撮れるのは嬉しかったです。
外の放飼場には親子4頭が出ていて、唯一ずっと動き回っていたのが7月に生まれたホクトくん(オス・8ヶ月)。一緒にいるお母さんやお姉さんたちと比べてまだあどけない表情ですが、どこか渋みを感じさせるお顔でした(^^)
木の上でカラスに追われて、慌てて降りたらこんな体勢に〜(笑)
小枝をガジガジしてみたり
ぐいーっと身体を反らせてみたり(笑)どうするつもりかな?
ちょっと高さがあったので、落ちないかヒヤヒヤしていたのですが、うまく後ろ足で掴まりながら、上手に降りていました。さすがレッサーパンダ!小さくてもバランス感覚はいいですね〜
続きは折り畳みます。
室内展示はこんな感じです。写真の右側は全面ガラスになっていて、外の放飼場が見えています。
エイタ君が室内展示担当でした。吊り橋で各エリアを渡る楽しい造りになっているんですが、室内で、柵や網がない状態の、同じ空気と空間を共有する、というのがまた面白かったです。こういう展示は、身近に感じられる反面、なんだか緊張しました。
決して手の届くところにはいないのですが、隔てるものがない状態、しかも室内空間というのは初めてでしたので、とても不思議な感覚でした。見た目が愛らしいレッサーパンダでも、野生動物ですし、畏怖を感じるのかな。
室内展示では、レッサーパンダのニオイが体験できたのはとても嬉しかったです。昔、多摩の職員さんに教えて頂いた通り、室内で飼っている犬っぽい香りでした。このときは笹がなく、ウンチらしきものもなかったので、それらが加わるとどんなニオイだろう?と思ったり。
再び外へ〜
身体、柔らかいなあ(^^)
今回はあまり時間が割けなくて、ココお母さんやキン&ギン姉妹とホクト君の関係などはわからずじまいでした。成獣になっても家族で展示しているところって珍しい気がします。
二日目は降ってくれたので、雰囲気のある写真が撮れました。やっぱり雪のなかのレッサーパンダはいいですね〜
ホクト君はたくさん動き回って、ひとりで雪の上をコロコロ転がって、全身が濡れていました。それがまた可愛かったです(笑)
(2015.3)