安佐動物公園のマルミミゾウ(アフリカゾウ)、メイちゃん。訪問した日は解説があるとのことで楽しみにしていました。一緒に出ていた2頭を一旦奥へ移動させて、職員さんたちが放飼場へ。
職員さんたちが用意をしていたら、奥からメイちゃんが一緒に登場〜。自分でオヤツのバケツを持っています。可愛い〜
準備が終わるまで、ここで少しの間待っていました。アフリカゾウがこうして直接、職員さんに伴われて登場するとは思っておらず、とても驚きました。もちろん足環などもなしです。
準備が整い、職員さんが解説を始めました。メイちゃん、真ん中へやってきて…
前足を折ってご挨拶〜!耳がばさ〜っと羽ばたきます。
もういい?って顔でご褒美をもらってます(笑)
解説ではアフリカゾウの身体のことから生息地の状況、安佐にいる3頭の紹介と、マルミミゾウのことについてなどをお話しされていました。こうして耳や、足の裏などを来園者に分かるようにめくって見せてくれたり…
お口の中もじっくりと見せてもらいました。メイちゃん、とってもいいこで静かに指示を聞いていて、トレーニングが行き届いているのだなあと感動しました。素晴らしいですね!
続きは折り畳みます。餌の食べ方などなど。
餌の食べ方を見てみましょう、と準備されたのは
4種類の餌。左からサツマイモ、バナナ、リンゴ、ニンジンです。
メイちゃん、ちょっとだけ迷って、最初にニンジンをチョイス。あとは順番に左へと食べ進んでいきました。この日は順番でしたが、日によって好きなものから食べたり、順不同だったりするそうです。
先ほどは掴みやすそうな餌でしたが、今度は鼻先よりも小さな落花生が用意されました。
丁寧に鼻先で掴んでパクリ。小さいものなのに一つずつ掴めるという、アフリカゾウの鼻先の器用さをじっくりと観察することができました。
最後に、バケツに汲んだジュースの飲み方を見せてもらいました。お鼻で吸い込んで…
口へ持ってきてごくごく。こうして見ていると、メイちゃんは食べ方が上品ですね(^^) 食べ物も一つずつだし、お水も鼻からは飲まないし。小さいものや液体だと、直接吸い込むゾウと、掴んで食べるゾウがいるんだな〜と気が付きました。メイちゃんは後者なのかな?
終わりに、またご挨拶をして解説の時間は終了。メイちゃん大活躍でした。楽しかった〜ありがとう♪
とても素敵だな〜と思ったのは、職員さんとメイちゃんの息がピッタリと合っていて、信頼関係がしっかりしていることでした。(メイちゃんは身体が小さいからということもあるのでしょうけど)トレーニングも間接で行う園が多い中、アフリカゾウをこうして直接扱う様子は、なかなか見られるものではないと思います。貴重な場面を見られて嬉しかったです。