
命が尽きるまで、多摩の群れのアルファとして君臨し続けたロボ。群れの中では一番優しい顔をしていたけれど、絶対的な父として子供たちから常に尊敬されていた様子は、このブログでもたびたび記事にしてきました。

そんな彼と家族との写真を綴ってみます。

毎回、日に一度はこうして、子供たちがロボのもとに挨拶に集まることがありました。家族との写真というと、そんな様子のものばかりが残っています。

最初はニコニコしているものの、挨拶が長くなってくると?いつも怖〜いお顔で応対してました(笑)
続きは折り畳みます。

2013年に新放飼場に引っ越したあとも、そしてメスのアルファである妻・モロが亡くなっても、その権威は揺るぎないものでした。

2013年の後半は年齢や病気のせいか、放飼場でひたすらお昼寝している時間が多かったけれど、そこに存在するだけで、子供たちがなんとか暴走せずに済んでいたと思います。

ロボの大いなる権威は、おやつが投入された場面でも発揮されていました(笑)これは旧放飼場で、上からガムが降ってくる場所を独占中のロボ。父親の食い意地の激しさには、子供たちもタジタジでした。
モロとは違って、子供たちとは個別に接するよりも集団で平等に接している様子だったロボ。

子供たちはみんな自分からロボへ甘えに行くのが常でしたが、その中でもずっと父ちゃん大好き!だったのはセロでした。ベータだったときも下位だったときも、ロボへの過剰な(笑)挨拶は変わりませんでした。それだけに、年末に起きたことが信じられません。

私の観察している中で最も怒られ役になっていたのはロキ。なにを叱っていたのかはその時々によりますが、突然脈絡もなくロボから牽制しに行くのは、ロキ相手が多かったな。モロが甘やかしていた分、ロボは彼には厳しかったようです。
このロボの教育の成果は、彼が群れからいなくなったあとに、ロキの行動に現れてきました(遅いよ)。一方、メスで怒られ役だったのは、甘えんぼうでお転婆なリロでした。

のんびりとした雰囲気のときに、こんなふうにロボが子供たちを慈しむような表情をしていたのが印象的でした。単にニオイを嗅いでいるだけかもしれませんが、見ているこちらは幸せな気持ちになります。これは全ての子供たちと、もちろんモロにもこうしていました。

最後はやはり夫婦の写真で♪ モロの記事にも載せた写真の別カットで、ロボがカメラ目線。モロと同様にロボも、こちらに視線をくれることが多かったです。
次の記事ではロボ父ちゃんの写真をたっぷりと〜