今日ものんびり動物園

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天王寺・サバンナの草食さんたちと、キリンの室内展示に思うこと

前回に続いて、天王寺のサバンナにいる草食動物たちを。
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カバの放飼場はとにかく広くて、水中からも陸からも見られる作りでした。カバのほうはほとんど動きがなかったので、こんな後ろ姿のみ。夫婦同居の期間は、観察が楽しそうです。
クロサイはシュートのそばにいたのか、全く姿を見ることができなかったので割愛。

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広いサバンナ。芝生も青々としていて綺麗です。これは全景ではありませんが、中央に広いサバンナがあり、その周囲に肉食動物たちが展示されています。何カ所かある観覧デッキを回ると、ぐるりと一周できる仕組みです。
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人がたくさん見られる観覧スポットにはこんな掲示。やはり大阪の動物園、個性が光っていて楽しい(笑)動物のことが知りたくなったら、園のブログにすぐアクセスできるのも嬉しいですね。
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グラントシマウマ2頭、仲良し♪左がミカさんで右がヒデヨシくんかな?
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戯れたあとは並んでお散歩〜。ヒデヨシくんはやんちゃで有名だと思ってましたが、この日は特にそんなに走り回る様子も見られず、穏やかでした。
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エランドのルティーさん(オス6歳)。体格がとても立派でした。ずっと奥のほうにいたので、お顔を見たいなと粘って…
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丘の向こうに見えたところを、なんとかパチリ!カッコいい〜!
エランドは円山の室内で見たことがあるのみでした。ルティさんは体格もいいのか、広いサバンナでもその迫力を感じることができました。またお会いしたいなあ。

そしてサバンナで一番若い新人さんが、キリンの幸弥くん(1歳)。
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まだ放飼場にはあまり慣れていないそうで、奥のほうで植栽をもぐもぐしていました。近くにはシマウマがいますね。普通に撮影してこんな景色が撮れるのも、このサバンナの魅力だと思います。

続きは折り畳みます。




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ここで草を食んでいると、ライオン側の大きなデッキからは幸弥くんの姿は見えません。この大きな木もいい隠れ蓑になっているみたい。
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私がサバンナエリアにいる時間が短かったのもありますが、幸弥くんはほとんどこの奥の場所で植栽を食んでいました。この日は遠足が多くて賑やかだったから、手前のほうには行きたくなかったのかも。

午後になって幸弥くんが室内に入ったところを見に行きました。室内での幸弥くんを見ながら、やってきた来園者に対して、とても残念な気持ちになったのでここに記しておきます。
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外にいるときよりも緊張した面持ちの幸弥くん。
室内展示、かなり距離が近いです。こんなに近くでキリンを見られるのは珍しいかもしれません。でも、人に近いということは、それだけ動物にはストレスになります。
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室内にはこの掲示がありました。入り口のほうにも「フラッシュ厳禁、大声は出さないで」の大きな掲示があったと思います。キリンの部屋は天井が高いため、赤ちゃんの泣き声や子供の奇声、女性がはしゃぐ声もかなり響きます。
このとき滞在したわずかな時間、マナーを守って静かに観覧した来園者はほとんどいませんでした。来園者のはしゃいだ高い声がずっと反響していて、私もうるさいと感じました。
距離が近くてはしゃぐ気持ちも分かります。でもそこはぐっとこらえて、普通の声でお話ししませんか。赤ちゃんが泣き出したら、泣き止むまで外に出ることはできませんか。きゃーっと興奮するお子さんと一緒になって、大きな声で騒ぐのはやめませんか。わざと脅かすような声を出したり、怒鳴り声で呼ぶのもやめましょう。
…全部ぜんぶ、幸弥くんのストレスになっています。こんなことが続いて幸弥くんが体調を崩したら、もうこんなに近くで見られなくなるかもしれません。
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子供たちが騒いでいたときの幸弥くん、ちょっと疲れた表情でした。その後、やってきた赤ちゃんがギャン泣きしている時…耐えられなかったのでしょう、幸弥くんは向こうの部屋へ逃げるように入っていきました。気の毒でした。
来園者がマナーをしっかり守ってくれて、幸弥くんが室内でもリラックスした、いい表情を見せてくれるようになることを願います。

人に近いこともそうですが、大きな声や音を出すことはどの動物にもストレスになり、恐怖に感じることもあります。それが元でお部屋に帰れなくなったり、放飼場に出たくなくなったりする動物もいます。ストレスが積み重なると、身体を壊してしまう動物もいます。移動してきて慣れていない個体なら尚更のことです。
これは全国各地、どの動物園・水族館の生き物にも当てはまります。不特定多数の(飼育員以外の)人に慣れている動物もいますが、そうでない動物が大半だと思います。
動物を見るときはなるべく普通に、室内では特に静かに見ることを心に留めて、展示を楽しんで頂けると嬉しいです。
by hana440 | 2013-12-22 16:37 | 天王寺動物園 | Comments(0)