今日ものんびり動物園

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セロとマロの同居(2016/10/15)

前々回、同居していたミロが入院し、独りになってしまったセロ(オス9歳)。
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10月の初め頃から、同じく単独展示だった、同腹のマロ(メス9歳)と一緒に暮らすことになりました。表題の日は同居から数日経っており、2頭の関係も落ち着いてきた頃の様子です。
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単独展示の個体はマロとメロの2頭がいましたが、マロが選ばれたというのは、おそらく今までの様子から考慮されているのでしょう(参照記事)。
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独りになって1年4カ月、マロの態度はほとんど変わることなく、常に大放飼場のメンバーを気にして鼻啼きを繰り返していました。セロと同居したことにより、そんな淋しそうな時間は格段に減りました。一切やらなくなった…わけではないのが、マロの「集団(群れ)」に対する依存度の表れなのかなと思っています。それでも、だいぶ表情が明るくなり、フェンス際以外の場所を歩くことも増えたのは本当に良かったです。

さて、セロの様子はと言うと…。続きは折り畳みます。




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ミロを失って意気消沈していた様子のセロですが、マロと同居したことで、再び気力を取り戻したようです。常に尾に力が入っているのがその証拠。
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独りの時よりも表情がキリリとしています。同居を始めた当初は、セロとマロはべったりだったそう。お互いに嬉しかったんだろうなあ〜
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守るものができたからなのか、フェンス際で大放飼場のメンバーを威圧する時間が増えました。フェンス際では、マロはクンクン遠吠えするのに対し、セロは威圧の態度をとるという、ちょっとあべこべな様子でした。マロが他個体の気を惹こうとする態度に、セロが怒ることはないようです。
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マロとは付かず離れず。この日は特に交流は見られませんでしたが、セロの表情も明るくなっていたので安心しました。ふたりとも良かったねえ。

興味深かったのは収容後。今までは大放飼場の4頭の隣の部屋にいたセロですが、マロとの同居に伴って、左側の奥の部屋に移りました。以下、写真が悪いですがご了承ください。
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左側の部屋は、奥からセロ&マロ、メロ、ネロ&リロとなっています。セロマロが収容されてくるなり、手前にいたネロ(オス8歳)がセロを威圧していました。
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かと思うと、セロに見せつけるようにリロと戯れ始めます。リロは急に抱きついてきたネロに戸惑っていました(笑)
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それからリロを伴って再びセロに向かって威圧、うなり声も上げていました。左の区画では、1年以上ネロが唯一のオスでしたので、急にやってきたセロの存在に、ネロも動揺しているようです。ネロ、昔の恩を忘れたの〜?

一方、ネロに剣呑な態度をとられたセロとマロのほうはというと
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セロはニコニコしながらネロをまっすぐ見つめていて、時折話しかけるように遠吠えをしていました。手前で動いているメロには構わず、視線はネロを追っていました。威圧の態度はゼロ。まるでネロとの再会を喜んでいるみたいで、狼柄のいいセロらしくて、思わず笑ってしまいました。
マロのほうは、手前のメロに対抗するためか、はたまたネロ&リロに対抗するためか、セロに密着してペロペロ毛繕い…(笑)
どちらも檻越しで離れていますから、視覚的に分かりやすい態度で対抗するのが面白かったです。
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ネロの威圧が終わったあとも、動き回るネロにあたたかな視線を送っていたセロでした。別れるまでずっと仲良しだったセロとネロ。きっと、セロはそのことを忘れてないのでしょう。いつか、またネロと一緒になれるといいね。
by hana440 | 2017-04-12 18:57 | 多摩動物公園(オオカミ) | Comments(0)