とある冬の日のズーラシア・インドゾウ舎にて。
奥から、麻袋を持ったシュリーさん(メス22歳)と、台を持った担当さんが歩いてきました。
担当さんがシュリーさんから麻袋を受け取ると…
右前足をあげたシュリーさん。「いくよ〜」
上げた足に、ぼすっと麻袋の塊が投げられます。
トレーニングには違いないと思うのですが、何のトレーニングかな?シュリーさん、ずっと足を上げたままです。
ちょっと長くなります。続きは折り畳みます。
落ちた麻袋を拾って広げる担当さん、今度は…
上げたままの足に巻き付け、離れます。
少し間を置いて、ご褒美〜♪
担当さんが手で合図をすると
やっとシュリーさんの前足が地面につきました。もしかしたら、長時間足を上げたまま何かをされても、足を下ろさないようなトレーニングをしているのかもしれません。身体の重いゾウにとっては、足を上げ続けるのは意外とキツいんじゃないかな〜。シュリーさんさすがです。
終わったら、台を使って足や爪の様子を見ていました。
もちろん後ろ足も。
足のチェックが終わったら再び麻袋を持って
部屋へ戻って行きました。担当さんと一緒にお片づけに参加するのがなんだか可愛いなあ〜
お部屋に帰ってモノを片付けたら、担当さんを背中に乗せて登場してくれました♪
来園者にもごあいさつ♪ 嬉しかったあ
このあとはたっぷりのごはんを頂いていました。チャメリーさん同様、シュリーさんも担当さんとの息がピッタリで、淡々とトレーニングをこなしている印象でした。イベントとしてでなく日常で、こういった光景が見られるのが、ズーラシアのいいところだと思います。
(2016.12)