今日ものんびり動物園

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良いお年を 2016

今年も当ブログを訪問してくださった皆様に心からお礼申し上げます。
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日々の疲れを癒し、新たな知見を齎してくれる動物たちと、彼らとともに頑張ってらっしゃる園館の皆様にも、深く深く感謝致します。今年も楽しい時間を、ありがとうございました。

毎年のことですが今年も仕事が忙しく、昨年よりも休暇を取ることができなかったため、遠征も、ブログ更新も控えめな年になりました。ついに北陸には行けませんでしたので、来年こそは、サスケとメリーに会いに行きたいと思っています。
近隣の園、特に多摩とズーラシアで過ごすことが多かった一年ですが、それでも訪問のたびに「一日じゃ時間が足りない!」と思いながら帰ってくる日ばかりで、いったい私の「動物を見ていたい欲」はどこまで果てしないんだろう…と途方に暮れる一年でもありました(笑)来年もそれは続きそうです。

今年も訪れた園での動物との新たな出会いはもちろん、飼育員さんやzoo友さんとお話しする機会も多くなり、楽しい一年となりました。皆様、いつもありがとうございます。
来年も、どうぞ宜しくお願い致します。良いお年をお過ごしください。

毎年恒例の、オオカミ総括は続きからどうぞ。





年の初めに、昨年訪問した平川のサン♀が亡くなっていたことが分かりました。私が訪問したときは展示されていなく、ちょうど闘病していたころだったようでした。大森山のジュディーと姉妹個体で、人懐っこいオオカミだったとの評判で、会えなかったことが残念です。
その後、平川には旭山からミナ♀が移動し、ロジック♂と同居しているとのこと。若い夫婦に会いに、また平川にも訪問したいなと思っています。

春の浜松と東山の訪問では、オオカミたちみんな変わりなく、息災な姿に会うことができて安心しました。が、東山のマイケル・ヒカル・ゲンキの♂組は不穏な空気が垣間見えることもあり、この絶妙なバランスを保った組み合わせはどこまで続けられるだろうかと、一抹の不安も覚えました。また来年、みんなの元気な姿に会いに行きたいと思います。

5月には、群馬サファリで飼育されていたキュー♀が死亡していました。彼女は円山のジェイや東山のジャックと同胎で、群馬の子供たちの母親でもあります。メス個体は基本バックヤードで飼育されていたため、私は会うことは叶いませんでした。その後、ずっと工事をしていた新獣舎がオープンになり、新たな放飼場には子供たちの父親・ゼットンと、キューの姉妹であるサクラ♀がペアとして展示されているようです。いつか新しくなった放飼場を見に、再訪できればいいなと思っています。

12月には旭山のカント♀が子宮蓄膿症で亡くなったとお知らせがありました。まだ4歳と年若い個体の死亡ということと、群れから離れてバックヤードで暮らしていた状態(つまり、飼育員の目は展示個体よりも行き届きやすい環境なのでは?という状況)での罹患ということで、本当に残念な気持ちでいっぱいになりました。今後はこのようなことがないように、健康管理だけはしっかりやって頂きたいものです。


ここから、多摩のオオカミたちの総括。
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今年も細分化のおかげで大きな変化のない年でしたが、観察日記にも綴って来た通り、ロキの示威行動がちょこちょことトラブルを起こす火種になっていることもあり、これが大きな諍いに発展しないか少し心配な面もある一年でした。今のところ1位のロイがうまく抑えている状況ですが、来年も同じとは限りません。
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9月にミロが入院したあと、彼女とずっと一緒にいたセロは、単独展示だったマロと同じ部屋に入りました。マロは今までひとりが寂しかったようですので、これは嬉しい変化だったと思います。この様子も観察日記で追々、あげていきたいと思います。
また、前記事の通り、今年に入って急激にミロの糖尿病が悪化していったため、心配で病気のことをあれこれ調べたり、ミロやリロを観察する時間を多くとるなど、「病気」に捕われた一年でした。引き続きリロのほうは、こまめに様子を見ていきたいと思っています。

みんな年齢を重ねて来たこともあるのか、退屈そうにずっと寝ている時間が、今年は格段に多くなりました。以前はやっていた、オモチャ(木の棒など)や新しいホネの投入が試みられた様子は全くなくて、彼らが楽しく過ごせるような、運動できるような工夫をして頂けたら…と願う日々でした。来年は、元気な個体たちの過ごし方にももう少し、気を配って頂けたらいいなと思っています。
また、生き生きとした彼らの表情が見られるように、引き続き応援していきたいです。


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今年は新しい命との嬉しい出会いが昨年よりもたくさんたくさんありました。いま見ていて楽しくて仕方がないのが、春に産まれたモウコノウマの仔馬たち。群れにも慣れて体力もついて来て、特にオスのルーカス(右)のやんちゃぶりが半端ないです(笑)オオカミのお隣さんということもあり、来年もこの4頭の子馬たちの成長を楽しく見守っていきたいと思っています。
ブログのほうは新しい出会いの数々に全く追いつけませんが、楽しく笑顔になって頂ける記事を、来年もたくさんアップしたいです。

今年も当ブログをお読み頂き、ありがとうございました。
by hana440 | 2016-12-31 22:57 | 多摩動物公園(オオカミ) | Comments(2)
Commented by ウメコ at 2016-12-31 23:34 x
毎年恒例で行っていた多摩へも今年は行けず、来年も行けそうになく・・・
私の動物に会いたい欲はこちらで埋めさせて頂いていました(苦笑)

こちらにまとめてでスミマセンが、ミロの狼生、本当にありがとうございました。
私はそれこそロボくらいしかハッキリとした識別が出来ずにいましたが、ミロはたれ耳姿がやはりとても目に付いていたので、格別気になる存在でした。
本当に、多摩だけでなく他の園、動物全体に投薬問題の改善・検討されてほしいなと願います。

また私は遠征したりもないのですが、震災前後の熊本の園の様子などもこちらで知り、改めてもっともっと積極的に動物園に行って、生きている彼らの姿や生態を知る、「動物園の意味」を考えさせられました。

来年は動物たちにとっても良い1年になりますように・・・
お仕事忙しい中、丁寧な記録記事は本当にうれしいです。
どうぞご自愛くださいませ。
Commented by hana440 at 2017-01-01 16:15
>ウメコさん
最近は私の行動範囲が狭くなってしまって、いつも同じ顔ぶれの動物たちばかりの更新になっていますが、楽しんで頂けたならばとても嬉しいです。

ミロの記事も読んでくださり、ありがとうございます。ミロは風貌がとても痛々しかったですが、そのぶん、訪れた方々の印象に残る個体だったようです。放飼場でオオカミを見ているときや、メッセージなどでミロの近況を訊いてくる方も多かったです。のんびりする暇もなく病気に罹って亡くなってしまったのは本当に悲しいですが、様々なことを学ばせてもらいました。ミロには感謝で一杯です。
動物たちの健康管理のあり方、動物園ファンの間では数年前から議論になっていますが、良い方法を積極的に取り入れ、情報を公開していく園は未だに少なく、外野からすると歯がゆい思いをしていることも多いです。前進できるように、応援していきたいです。

ウメコさんにとって今年一年、よい年になりますように!
いつもあたたかいコメント、本当にありがとうございます。