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今日ものんびり動物園

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小さな生意気(2015/11/3)

段々と秋の気配が深まってきた11月。多摩の第一放飼場のオオカミたち4頭組の様子です。
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4頭になってから、比較的関係が落ち着いている兄弟。序列は相変わらずロイ(奥・オス8歳)が上のようです。そんなロイに挨拶するロト(手前・オス8歳)。
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ロイに対して腰を低く、尻尾を振りながら、何故かモートを覗くロイ…
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下でロキ(オス7歳)が見上げていたようです。
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親和行動をしながら、「ロキも上がってこないかな〜」なんて待っている2頭です(笑)こういった雰囲気で挨拶が始まると、なぜか皆で集まって挨拶をするのが、ひとつの決まり事のようになっています。オオカミだとそのほうが常識なのかもしれません。

ロキは上がってくるかな?続きは折り畳みます。





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やっぱりロキも上がってきました(笑)まずは手前にいたロトが挨拶〜
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そのあとはもちろんロキからロイに、下から挨拶に行きますが…
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奥からチロ(メス9歳)も混ざってくると
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「もういいや〜」とさっさと行ってしまうロキ(手前)なのでした。彼はいつも気分屋です。このときはちょっとした挨拶しかする気にならなかったみたい。ロトが呼ぶから一応行きました、って感じでしょうか。
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ロトも行ってしまい、チロ(右)と楽しそうに挨拶を続けるロイ。気温が低くなっていくに連れて、この2頭の親密度が少しずつ増していくように見えました。
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だんだん盛り上がってきて
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チロがロイに乗っかります。メス個体がマウントしたときのロイの対応は相変わらずです(参照記事)。チロが乗っかったのはおそらく盛り上がって遊びたい気分になったからなのに、それを承知であえて身体全体で威厳を表しているのは、上位としてのプライドなのかなあ。
今のところ「1位」となったのがロイしかいませんので正確には比べられませんが、家族群れだった頃のロボ父ちゃんや、当時2位だったセロやネロは、同じシチュエーションになった場合、こんな態度は見られませんでした。
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参照記事での頑な態度から若干変わったのは、この後、挨拶を続けてきたチロをちゃんと受けて、自分からも返していたこと。当時からすると頭数も変わっていますし、唯一のメスのチロに対しては、何か思うところがあるのでしょうね。

この日はロキにも、ちょっとした変化を発見。
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なんと、上のエリアでマーキングしていました。以前まではモート内限定で、ロイが遠くにいるときに、隠れてこっそりしていたのです。まさか上でもやることがあるとはビックリ!通りかかったロトも「ええっ?!」という表情で二度見(笑)
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「俺、しーらない」とそそくさとその場を去るロト。構わず堂々とニオイつけを続けるロキ…尻尾あがってるし。昔からちょいちょい生意気な行動をするロキですが、こんなに堂々とマーキングするようになったのは、彼の中ではもう「家族」の認識が薄れている証拠かな。
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ニオイに気付いたのか、すぐにロイ(左)がチェックに来ました。
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熱心に嗅いでましたが、このあとロキを咎めることはしませんでした。ロイの中でももう「家族」とか「自分の群れ」の認識はないのか、それとも特にロキを可愛がっているからなのか、判然としません。
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ロイの場合はその時に態度がハッキリせず、不満が徐々に蓄積することがあるので、少々心配でもあります。これ以上分裂することがないように、祈るばかりです。
by hana440 | 2016-05-10 18:36 | 多摩動物公園(オオカミ) | Comments(0)