今日ものんびり動物園

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ロイとリロ、関係の変化(2014/12/27、2015/1/3)

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年末から年始にかけて、1位のロイ(右・オス7歳)と、2位のリロ(メス6歳)の関係に、少しだけ変化が見られました。その様子を纏めます。
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一番の変化と言えるのが、ロイの方から、リロへ寄って行くようになったこと。タイトルの二日間だけでも、かなりの回数こうした光景が見られました。ロボが亡くなったあたりから、リロには挨拶を返すことすらなかったので(参照記事)、随分と態度が軟化したように思います。
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興味深かったのは、リロのオシリのニオイをよく嗅ぐようになったこと。以前から、彼女にだけはやろうとしなかったロイ。
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そして少し尾を振りながら、挨拶を交わします。前回記事にしたマーキングなどの行動とあわせると、このロイの変化は繁殖期故かな?
逆にリロはこうされて、軽く挨拶を返すだけが多くなり、以前と比べ、ロイに対して素っ気ない態度に変化したように思いました。

長くなります。続きは折り畳みます。




リロはますます、前回よりもチロとメロ(共にメス)への風当たりが強くなっていたように思います。
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何もしていないのにチロへ威圧。繁殖期だなあ…。
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いつも通りですが特にメロへの威圧が酷くて、長時間、回数もかなりありました。
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その中で面白かった場面がこれ。中央で尾を立てて、奥のメロを威圧しているのがリロ。それを仲裁するためか、ロイ(手前)が身体を寄せると…
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(右奥)うるさい、邪魔しないで!とロイへ反抗したのです。こんなふうにオスに逆らったことがないのに、意外〜!ロイは気圧されたのか、その場を離れていきました…(笑)
このことからも、リロのロイへ対する気持ちが少し変化したのかな?と感じました。
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また、今年のリロは他のオス個体に自分からベタベタするようになり(参照記事)、この二日、特に頻度が高かったのはロトへの行動でした。
興味深かったのが、こうしてロトにベタベタしたあとのリロに…
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まるで咎めるようにロイが寄って行くこと。尾と鬣が立っているのを見ると、なにかを怒っているように見えます。リロはこれも、下手に出てちょこっと謝って済ませます。
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今回の繁殖期で目立ったのは、オス個体が積極的にリロのニオイを嗅ぎにいったことでした。リロは今までほとんどモテないメスだったので、これもまた意外なことです。
兄弟間の繁殖は出来ないので、メス個体には隔年で発情が来ない薬を打っています。リロは昨季やったそうなので、今季はなし。もしかして、2年目は少し効果が薄れているのが何となく分かるのでしょうか?
(ちなみに、今季はミロ・チロ・マロの当番でした。よってメロも今季は2年目。このことが後々、メスの関係に影響したのかも?ということで、記述しておきます)
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ロキを独占するかのような行動をとったり(参照記事)、ロトにベタベタするようになったリロはまさに八方美人でした。オス個体が自分に興味を示すようになって、自信がついてるようにも感じました。
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そんなリロを咎めたり、自分だけに向かせようと熱心に動いていたロイですが、一方でメロにも、折々でちょっかいをかけていました(参照記事)。どっちにもアピールしたいのかい…人のこと言えないね(苦笑)オスの性でしょうかw

1月3日は、そんなロイの気持ちが爆発した?のか、収容後に珍しいことが。
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なんと、リロを上から組み伏せ、大きく唸って怒りました。このときはエサを食べ終わってしばらく経ったときで、みんな思い思いに行動していた時間。餌や何かを巡っての争いには見えませんでした。突然の出来事で写真に収められなかったのが残念ですが、この直前にリロは、ロキとベタベタしているように見えました。
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リロは悲鳴を上げながら謝っていましたが、ロイの怒りは相当だったみたいです。今までミロ(ω)以外のメスにはこんな暴力を振るったことがなかったのに…!
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マウントを解いても、しばらく怒りの表情を崩さなかったロイ。リロは怯えた様子で、しばらく寝転がったまま、ロイの口元を舐め続けていました。

今までロイが大好きだったリロですが、繁殖期に来てロイへの態度が変化したのがどうにも謎でした。考えられるのが、オス個体がニオイを嗅ぐ頻度が高くなった(=どのオスでも良くなった?)ことと、ロイがミロを攻撃するようになったこと、の二つの要因があるのかなと推測しています。どちらにしろ、繁殖期でロイにも心境の変化があったことで、結局気が合わないまま、群れを別れることになりました。

この2頭の関係性が変化したのも影響してか、メス同士の闘争が激しくなり、1月中旬から、メス個体が順番に隔離されていくことになりました。その様子は、また別の記事で。
by hana440 | 2015-06-08 13:36 | 多摩動物公園(オオカミ) | Comments(0)