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果てなき闘争 3 (2013/1/13)

【!閲覧注意!】以下、オオカミたちのとても酷い怪我の画像ばかりですので、見たくない方はページを閉じてください。癒し系、またはカッコイイ類の写真は一切ありません。ごめんなさい。
このブログはオオカミの観察日記が主旨でやってますので、自分の記録のために記事にしています。






今までの経緯はこちら。
・果てなき闘争1…2013年1月4日
・果てなき闘争2…2013年1月12日
翌日の1月13日の、メスたちの怪我の様子です。
この日、午後にご一緒したまにゃもうさんも、ロボ一家の様子を記事にしてくださっています。
傷だらけの女狼たち
昼少し前に展示場に着きましたが、前日よりも更に深刻な事態になっていました。まだ、一日しか経っていないのに…。そして、酷い怪我をしていたメロは、展示場から消えていました。ネロと同じく、個体表示は掲示されたまま。せめて、「怪我をして治療中」などの一言でも、説明が見たいです。無事でいるのかな…。

この記事ではそれぞれの怪我と個体の様子のみ書いていきます。群れの動向は次の記事で。
まずは左目の傷が気になるリロ。
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左目…見えているのかなあ。まだ一週間なので、そんなに早く治らないと思いますけど、場所が場所なだけに心配です。昨日と同じく、頻繁にペロリペロリ…
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上を向いた時に、顎にも怪我があることが判明。黒くて分かりにくいですが、パッキン部分も全体的に牙の穴と思われる傷がありました。
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本狼は元気そうでした。メロがいなくなったこと、どう思っているのかな。最大のライバルがいなくなったせいか、他のメスを牽制はするものの、昨日までの強く静かな殺気を発することはありませんでした。

そしてあまり様子が分からなかったマロ。
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右後ろ足が痛むようで、ずっと上げたままでした。踏ん張りも聞かないのか、段差のあるところへ登れずに諦めたり。まにゃもうさんのレンズで確認して頂いたところ、肉球を怪我しているそうです。それにくわえ、額からマズルにかけてと、首筋に出血のない牙の痕がありました。しかし今のところ、彼女がいちばん軽傷かも…。メロがいなくなった影響もあるのか、この日はわりと精力的に闘争に加わっていました。

チロとミロは折り畳みます。




右耳が完全にたれてしまっていたチロ。
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耳の怪我のせいで、完全に横になれないのか、この体勢でじっとしていることが多かったです。新しい怪我は大丈夫そうだなと思っていたら…
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左の顔に血の跡。これは他の個体の血のようですが…それをたどったあたりの首元に、出血している怪我があるみたいです。パッキン部分も咬傷があります。傷は軽そうですけど、首を下から攻撃されていることに衝撃を受けました。致命傷になりうる場所なので…。
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後ろから見た右耳。だいぶ切れてますし、まだ出血しているようです。昨日からミロと頻繁に闘争していたためか、毛に血の跡がたくさんありました。この日は、ずっと尻尾が入ったまま。ミロには強気な態度でしたが、他の家族には、終止ビクビクおどおど。昔のチロに戻ったような感じでした。

そして、いちばん酷いと思われるミロ姉…。
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巣穴から姿を現した時に、来園者がどよめくほど、酷い怪我に発展していました。12日の写真より、明らかに頭の傷が深くなっているのが分かります。
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昨日と同じ場所をまた攻撃されたのでしょう、抉れていて出血もひどい…。パッキン部分が切れて垂れ下がっているの、見えるでしょうか。横から見ると、肉がぶらんとぶら下がっているように見えました。
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足取りは比較的しっかりしていたものの、途中で何度か闘争に巻き込まれて、ぐったりと疲れた様子でした。日向でゆっくり眠りたかったみたいなんですが、チロやマロが牽制を仕掛けてくるので、巣穴と外を行ったり来たり…。濡れていることで消耗しないか、心配でした。夕方頃には巣穴の入り口でこんなふうに寝ていました。

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オメガ(最下位)だった頃に戻ったようなチロ。きちんとしたオメガの存在が、これまでどれだけ大切な役割をしていたか、今回のことでよく分かりました。そして、オメガとしてチロは要領よく、うまくやっていたなと。ミロはメス2位だったこともあるし、性格的にも、オメガには向いていません。それが今の酷い怪我をする要因の一つでもあると思います。
最下位の存在が固定されていることで、メスたちの安定がはかれる部分もあるんだなあと気付かされました。

群れの動向などは次の記事で。
by hana440 | 2013-01-20 00:13 | 多摩動物公園(オオカミ) | Comments(0)