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今日ものんびり動物園

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ロン(隔離中・室内展示のみ)

群れに戻れなくなった次男、ロン。2006年生まれ。
室内展示のため、なかなか会えません。檻抜きが厳しいところにいるのでみにくい写真で申し訳ないです。写真は2011年12月上旬のロンです。
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2011年7月頃から、「群れとの折り合いが悪くなった」ということで、一頭だけ隔離されるようになりました。
以前も闘争が激しかったり険悪すぎる場合は、原因の個体を数日隔離してから、群れに戻していたそうです。そうすることで「群れから離れていた罰」をアルファから受け、罰を受けた個体も「やりすぎたな」と反省する、ということでした。
ですが、ロンは隔離されてから群れに戻されることはなく、現在まで時間が過ぎてしまったので、もう群れに戻すことはできないようです。
群れにいる頃はオスの最下位におり、セロからしつこく追い回され反抗している様子が見られました。上位のオスたちが集団でロンを責め立てるのも日常茶飯事でした。その分、怪我も絶えずあったように思います。たしかにセロとの仲は最悪な状態でしたが、やりすぎればロボやモロがセロを叱っていましたので、離すほど険悪だったようには思えません。

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オオカミ放飼場の前で、みんな寝ているのに微かに遠吠えが聞こえてくるのは、ロンが室内で吠えているからです。最近はそれにあわせてロボやチロが反応するようになり、一家での遠吠えがみられるようになりました。

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ロン自身はとても群れに思い入れがあるようで、隣の部屋に誰かが入ってくると、必ず檻に上って尻尾を振り、鼻鳴きをしています。「構ってくれ〜」というように遠吠えも繰り返ししていて、一日みていると遠吠えの聞こえてくる時間がとても多いです。オオカミは群れで生活する動物ですので、今の状態はロンにとっては寂しいのでしょう。
ロンのためにも、早くお嫁さんを見つけるなり、他園へ移動するなりしてあげてほしいです。隣に群れがいると辛いのでは、と思ってしまいます…。

オオカミ舍は4:00頃から室内と外の行き来を自由にしています。ロンに会えるのはその時間からです。

追記:2013年3月27日、腸炎のために亡くなりました。ありがとう、ロン。頑張ったね。おつかれさま…。追悼の記事はこちらからどうぞ。
by hana440 | 2011-12-16 12:41 | 多摩動物公園(オオカミ)